TEKTON

“漁師の島”「沖島」が新たな会場に。
近江八幡・彦根を舞台にしたアートイベント
「BIWAKOビエンナーレ2022」

2022年で、21年目を迎える「BIWAKOビエンナーレ」。

「BIWAKOビエンナーレ」は、滋賀県の近江八幡旧市街地、彦根市街地など24箇所の会場を舞台に、さまざまなジャンルの国内外のアーティストが展示を行うアートイベントです。

市川平”バオバブプランテーション”at BB2020(まちや倶楽部)

市川平”バオバブプランテーション”at BB2020(まちや倶楽部)


 

会場となる近江八幡旧市街は、豊臣秀次により築かれた城下町を基礎とし、近世では近江商人発祥の地として発展しました。彦根は、17世紀に創建された彦根城を中心に城下町として繁栄しました。現存するお城は、国宝となり今もその偉容を誇っています。どちらの町も歴史と伝統に根差した興味深い町、会場を巡ることで町そのものもお楽しみいただけるでしょう。

近江八幡新町通り Photo by yuto HIRAKAKIUCHI

空き家や古民家を会場として活用することで、古き良き貴重な建物の魅力を再発見し、後世につないでいくための「地域再生」も目的のひとつ。長年放置されている日本家屋を、地元住民や日本全国から集まる有志たちで清掃し、アーティストが空間の存在感を生かしながら作品化していきます。

2022年から新たに、沖島また鳥居本も会場となります。「沖島」は、湖に浮かぶ島に人の住む日本で唯一の島で今も漁業が営まれています。鳥居本は、元中仙道の宿場町。会場のひとつとなる有川薬局は、創業350年。そのりっぱな佇まいから当時の繁栄ぶりが偲ばれます。新しい会場が加わり、さらにパワーアップした「BIWAKOビエンナーレ」。アーティストの感性と空間が織りなす新しい空間美が、この秋体験できることでしょう。

【開催要項】
展覧会名|BIWAKOビエンナーレ2022 [BIWAKO BIENNALE 2022]
起源〜ORIGIN in Omihachiman & Hikone

会期|2022年10月8日〜11月27日(休館日未定)
展示会場|滋賀県近江八幡市旧市街、彦根市街、他(全24会場予定)
主催|国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ実行委員会
総合ディレクター|中田洋子
公式サイト|https://energyfield.org/biwakobiennale/

【参加アーティスト】
米谷健+ジュリア(造形作家)、トーマス・フォイエルシュタイン(造形作家)、西島雄志(造形作家)、亘章吾(曲木作家)、給田麻那美(日本画家)、塩見亮介(鍛金作家)など63名予定

※会場数、アーティスト数は増減する場合があります
※情報は随時、twitter、instagramにて更新中!

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